アバウト・シュミット

定年を迎えた副社長の生活を描いた映画。
たまたまテレビで見つけた養子の援助に添える手紙に鬱憤を書きつらねたり、かと思うとそれを後悔するようなことが起こったり、かと思えばまた怒りを覚えたりと、思っていたことと事実と、さらに隠された事実との間で何度も何度も揺れ動くさまが面白いような、哀れなような、そんな映画。

結局分かってくれたのは会ったこともない養子だけ。