25年目のキス

新聞社に勤める地味な主人公が高校への潜入取材のチャンスに飛びつくが、自分はかつていじめられっこだったことを思い出す。

よく映画やドラマに出るような典型的(ステレオタイプ的)アメリカのハイスクールで、美女軍団に不良グループなど、勉強しないことがクールみたいな空気の中に飛び込むが、もともと地味なだけにオタク系の集団にしか溶け込めない主人公。
でも弟のおかげで美女軍団に溶け込めたものの、今度はもといたグループと距離が開く。

日本もこういうのなくはないけどかなりマシだ。アメリカに生まれなくて良かった。

で、平行して先生とのロマンスもあったりするけど、こういう話の常として、やっぱり最後には全部暴露することになる。プロムでの最後の主張は現役のハイスクールの生徒に聞かせてやりたい。「ハッカーと画家」にも似たようなこと書いてあったな。