キッチン・ストーリー
スウェーデンの家庭研究所から、ノルウェーの田舎町に済む男のもとに独身男の台所での行動を観察するために調査員がやってくる。
応募していたのに家に入れるのを拒否していた男だが、辛抱強い調査員に折れて結局調査が始まるが、調査員は言葉を交わすことを禁止されていて、ずっと無言で観察しているのだが、やがて話をするようになってしまう。
頑固な親父って感じの男のところでテニスの審判みたいな脚立の上からひたすら記録を取る調査員がこっけい。そしてそれをさらに2階の床の穴から観察する独身男。ちょっと不器用な男たちの友情が心に残る。
ところで当時(1950年代)のスウェーデンは車道が左側通行だったらしい。
調べてみたら左側通行の国はイギリス・オーストラリア以外にも結構あることが分かった。人口や距離は右側通行の半分くらい。
参考:対面交通