カジノ

ツヨシは今が最後の夜なのでシャングリラというホテルにあるカジノに行ってみることになった。トランプ模様の電飾の横の入り口から入るとスロットが並ぶ部屋に来た。スロットは日本製らしきものも多くてラスベガスにあるようなものとはイメージが違う。1INRと書いてあるのでインドルピーしか使えないようだ。目押しするタイプのは好きじゃないのでここは素通り。2階は何もなくて3階がメインのフロアだった。みんなラフな格好で以外に気楽に入れる。
右手にはホテルの朝食みたいに料理が並び、左手はルーレットやブラックジャックなど、いろんなゲームの場所がある。ブラックジャック以外は遊びかたが分からない。
ツヨシは1,000ルピーをチップに変えた。1unitが160ネパールルピー。インドルピーだと100ルピーみたい。これ1枚で東京ラーメンのから揚げ丼と同じ値段だ。1,000だと6枚だけ。これだとあまり遊べないので私は今日はやらないことにした。帰国直前になら遊ぶかもしれない。ちなみにこれは一番安いチップの値段で、その上に4種類くらいあった。いったいどんな人が遊ぶんだろうか? 10倍ずつ上がるとしたら数十万円単位になるんだけど。
ルーレットは1テーブルだけ人が集まっていて、もう一つはディーラーはいるけど誰もいない。そういうところで遊んでも面白くないので人の多いところを見てた。ディスプレイにはこれまでに出た数字が表示されている。遊んでいるのは中国人や白人だった。ワンランク上のチップを一度に10枚くらいいろんな数字に賭けている。
ツヨシは無難に赤か黒かだけ選ぶのを3回ほどやって、結局倍以上になったところでやめてしまった。もうちょっとやっても良かったと思うけど。
換金レートはちょっと悪くなるようなんだけど、2,000ネパールルピー以上になっていたようだ。でも今日明日は両替するチャンスはないから余らすだけかも。ちなみに日本円からチップにもできるようだったけど、日本円への換金はできないみたいだった。


ちなみに食事は無料なので、今までの日本人スタッフはお金に困ったらここに来るつもりだったらしい。幸い来る機会はなかったようだが。お金がある時でも1〜2枚チップに替えて、ご飯を食べて1〜2回だけ賭けて帰るのもいいかも。確率的にはいつも160ルピー程度で後ろめたさを感じることなくご飯が食べられるはず。今回食べなかったので味は分からないんだけどね。