椿山課長の七日間

西田敏行演じる課長が死に、あの世で七日間だけ生き返って自分が知らなかった事実を知って来いと戻される話。でも戻ったら若い女性の姿だった。一緒にヤクザと男の子も現世に戻るのだが、その二人もいろいろと絡んで面白い。
こういう話でありがちな展開もほとんどないので純粋にどんな事実をどのように知っていくのかじっくり楽しめる。意外な事実が幾つも明らかになるけど、どれも(ヤクザの話は別だが)現実にありそうでありながら、あまり話されるようなことじゃない泣ける人生ばかり。涙もろい西田敏行にはぴったりな役だな。