麻雀放浪記

まだ若い真田広之が学生役で、昔の知り合いの誘いでチンチロに参加してから博打で生活するようになる。普通はこういう話は主人公が一度大負けして最後に逆転するものだけど、大負けするのは主人公から見ると師匠のようなライバルな人。主人公は大負けもイカサマがばれたりもしないので、博打で浮き沈みしている人たちを横で観ているような気分になる。
博打打ちとまわりの女たちを描きつつ最後に大勝負が待っているのだが、予想外の結末な上、予想外なタイミングで映画が終わる。といってもどんでん返しではなく、観終わった後はなんだか徹夜明けのような気分になる。