タンパー

珈琲問屋という店が川崎にあることに気付いたのでタンパーを買おうかと思ってたんだけど、ネットで下調べをしていたらどうも決めてとなるいいデザインがない。直径5cmというのはマイナーらしく、選択肢も限られるのだ。デザインは二の次でもいいんだけど値段が1万円以上するとなるとそうもいかない。
自作している人もいるみたいで本格的なものを作る人もいれば、安っぽい工作みたいなのもある。私は金属加工とかはできないのでたぶんちょうどいいパーツを見つけられないことには自作は難しいだろうな。木だと粉がこびりつきそうだし。
そう思いながらも一応Unidyに来てみた。ちょうどいい円盤状の部品はないな。穴の空いてるのでも我慢しようかと思ってたんだけどそういうのすらない。食器類になにかいいものがないか見てみたけど容器の類はどれも底が平らじゃないので駄目だな。ガラスや陶器は力を入れると割れそうだし。それでももうちょっと探してみたら良さそうなものを発見した。プリンの型だ。サイズが小のものは底面のサイズは直径5cmとデロンギの安いエスプレッソマシンにぴったり。台形なので十分奥まで押し込めないかもしれないけど安いから試すだけ試してみよう。金属製でテフロン加工されているというのもいいな、でもなんで外側までテフロン加工してあるんだろう? おかげで助かったけど。
あと東急ハンズで買おうか迷っていたプラスチックのシートも2枚購入。たぶんハンズより安いだろう。エスプレッソマシンの下に敷いて珈琲の粉を掃除しやすくするために使う。


プリン容器をさっそくタンパーとして使ってみた。サイズはぎりぎりか、いや、これはぴったりなのか? 奥までは押し込めないけど十分な粉の量なら全然問題ない。ただ、角がちょっと丸いので端の粉が盛り上がってしまい、角でそぎ落とすこともできないけどまぁいいか。付属のタンパーはマシンに下向きに付いていて、力を入れるとたぶんマシンが浮き上がるから押さえつけなきゃいけないし、持って使うのにも向かない形状だったので、それよりはずっとましだ。
これでかなり粉を固くできたので抽出時間も伸びたかも。クレマも結構出るな。