アーツ&クラフツ展

上野の東京都美術館のアーツ&クラフツ展を見に行った。
桜の季節だから混んでないか心配だったけど肌寒い午前中で桜も半分ちょっとだったので思ったほど人は多くない。
もっと食器類が多いのかと思ったけどあんまりなくて、家具やタペストリーが主だった。でも何かと参考になるし何か作ってみたくなったりもした。全然専門外ではあるんだけど。
点と線だけで描かれた植物の図案の刺繍がシンプルながらいいな。あとは孔雀の燭台とか紐を巻いた椅子の座面をひじ掛けの支柱が突き刺していたりとか、なかなか印象的なものが多い。
よく西洋の本にあるような文字に枝が絡みついたようなデザインもこのジャンルに入るんだな。他にもウィーンの分離派やスカンジナビアやロシア、最後には日本・中国・朝鮮の展示もあった。まさか棟方志功まであるとは思わなかったなぁ。


出口の売店は欲しいものばかりでトレイや園芸セットなんかも欲しかったけど値段が値段なので買えない。だいたい汚れる刃全体に植物が細かく描かれてるようなスコップなんてもったいなくて使えないもんな。
それでよく使いそうで比較的安いマグネットとティーマットを、それと大きめのマグカップがもう一つ欲しかったので植物柄のを、それが何種類もあって散々迷った。どれを買っても失敗はないデザインなんだけど濃すぎても薄すぎても無難すぎても合わなかったり物足りなかったりしないか、で、やや濃いめのに決定。それと同じ柄の裏がコルクになっているタイルのコースターも。
スリッパもあってトイレにスリッパが欲しかったところなんだけどトイレで使うにはおしゃれすぎるのでこれもやめた。
売店が一番混んでた。