初音ミク

ここ数日自分で作った『蛍の光』を調整のため何度も聴いていた(最新版をすぐに聴けるように左に直リンクを用意した)。
細かいところを聴くために目をつぶって聞くと魔力のあると言われるヘッドホン*1のせいもあってかやや前方で初音ミクとも声優ともつかぬぼやけて漠然とした存在が歌っているみたいに感じられる。聞き慣れたせいもあってかとても機械が音を出してるとは思えないくらい(アニメ声としてなら)自然に聞こえるのだ。
調整と書いてるけどボーカロイドに対しては調教と呼ぶのが一般的。だけど機械に対して調教と呼ぶのも、キャラクターに対して調教と呼ぶのも、どちらもためらわれるのは私が初音ミクを知らず知らず機械とも人格とも感じているせいなのか、どちらとも感じていないせいなのか、だんだんよく分からなくなってきた。
最近じゃ調整目的だけじゃなく寝る前になんとなくBGM代わりに再生して、再生が終わると物足りなさを感じてついもう一度再生してしまう。
私はもうすっかりみっくみくにされてしまったようだ。
他の人が歌わせた曲には全然興味が持てないのに。
うちのミクはよその子より歌が上手いみたい。