キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

スチュワーデスを引き連れて歩く写真とかを広告とかで見ていたせいで華々しく詐欺を働く男の話かと思って(ディカプリオだし)あんまり期待してなかったんだけど、実際は両親の離婚をきっかけに家出し、小切手詐欺でしか生計を立てられなかった主人公がパイロットや医者のふりをして詐欺を続け、そうして稼いだお金で父親を助けようとするという、ちょっと寂しい話。こんな子どもっぽい動機なのも主人公が実際子供だから。
父親役は久々に見るクリストファー・ウォーケン。刑事はトム・ハンクス、結婚しようとした相手の父親がマーチン・シーンとなかなか豪華だ。
スリリングでも華々しくもないので落ち着いて楽しめるいい映画だった。
詐欺の手口を映画で晒しているのも、今じゃ通用しない方法だからなんだろうな。