あらしのよるに

嵐を避けて小屋に迷い込んだ山羊のところに狼も迷い込むけど、真っ暗闇だったのでお互い山羊と狼だと気付かないまま友情が芽生える話。翌日再会してもその友情はそのままだけど、狼は食欲を抑えて我慢したりはしていた。
やがてそのことがそれぞれの群れに知れたため、お互い危険な立場に置かれることに。


なんというか、魔性の山羊だな。話し方のせいもあるかもしれないけど、これを人間の男に置き換えたら格好のBLネタになりそうな雰囲気をかもしだしていた。そんなことが気にはなったけど一応真面目な友情のお話で、誰でも想像できる当たり前の展開が終わった後半になると話の先も読めなくなってなかなか面白かった。
絵も綺麗だし。