おくりびと

チェロ奏者だった主人公が田舎に帰って納棺師になる話。
仕事が決まっても妻にはしばらく本当のことが言えなかったり、周囲の人も納棺師への偏見がああも強いことが理解できないけど、この映画が賞を取ったりしたおかげで少しは見方も変わるんだろうな。
最後は身近な人を納棺するんだろうなと思って妻かなと思ってたけどそこまで不幸な話ではなかった。けんかもあるけど和やかな葬儀が多いな。まぁ最初はグロかったけど。
お葬式映画というと伊丹十三の『お葬式』があったけど、あれよりもずっとまじめ。あぁそういえば、これに出てくる社長とお葬式の主人公同じ人がやってるじゃないか。山崎勉はお葬式に縁があるんだな。
ちなみに地元は北海道だけどああいうの見たことない。でも良く考えたら葬式は誰よりも遅く着いてたから納棺前からいたことないもんな、本当はやってたのかも。でも人前でやる必要なくない?