フラガール

縮小していく炭鉱の失業対策として作られるハワイアンセンターの踊り子になろうとする少女たちの奮闘を描いた話。
ハワイアンセンターってそんなに大金かけてどうするんだと金額を聞いて思ったけど、もともと炭鉱から温泉を捨てるのに何億もかかっているという説明を聞いて納得できた。ということは他の地域じゃまねしようと思ってもできないんだな。この映画を見てどこか不景気な町がまねしないかと思ったけどその心配はなさそうだ。そういえば稚内の商業施設はやっぱり赤字続きだったな。作る前から分かってたことなのに。
時代も時代だけにああいう格好で踊ることへの抵抗はちゃんと描かれてるけど、思ったほど家族の反対は少ないんだな。一応二人は猛反対されてるけど描き方のせいかあんまり深刻に感じない。
蒼井優は踊り上手いな、そういえば『花とアリス』でも踊ってたっけ。Wikipediaには習い事については特に何も書いてなかったけど。松雪泰子が踊りが上手いのは何故かあたりまえのような気がして特に気に留めてなかった。そういえば踊りをやっていたと聞いたことはないな。
最後にフラダンスを通して演じてる。こういうショーって何が面白いのか分からないことが多いけど、上手さが分かるようになったり、映画で観るみたいにバックグラウンドがあると楽しめるよな。スポーツ映画全般がそう。スポーツは見てても面白くないけど映画なら面白い。音楽の映画もだな。


そういえば『フル・モンティ』も似たような話だな、奮闘する内容が時代と場所と性別に合わせて変わった感じ。あっちも実話? だと思ってたけどいくつか映画解説サイト見たけど特に書いてない。テレビで実話として紹介されてたような気もするんだけどな、世界まるみえとかそういう番組で。