ハウルの動く城

ラブストーリーと聞いていたけど実際その通りで、壮大なテーマもなければアクションシーンを見せ場にしていない。そのおかげで逆に散漫な印象がなくて普通に面白い話になってる。
原作のタイトル通りハウルと火の悪魔の話がベースになって、その上で恋愛が展開するわけか。前提知識が何もないので、魔法使いといえば性格に問題ありそうだったり、あるいは人格者だったりするのかと思ってたら、意外にいいやつでちょっと気弱な若者だった。
で、ハウルに巻き込まれたソフィーが魔女に老婆にされるけど、別に魔女と対決するとかじゃなく、むしろ(邪魔にはなるけど)味方みたいになってたり、これまでの大作に比べるとのんびりした映画だ。
それにしてもジブリは気色悪いキャラが多い。

そういえばソフィーの呪い解けてないよな。