アダプテーション

マルコビッチの穴の脚本家が双子の弟や気弱な自分、それから次の脚本の題材になっている蘭の本の作者と、その蘭の本の内容なんかが入り交じりつつ、なかなか書けない脚本や人生について悩む話。かな。
ストーリーのない本を映画にするなんてそりゃ難しい。それをなんとかしようと自分自身を映画に登場させたりするのだが、そうするとこの映画はその作中の脚本をもとにつくられたということになるのか。それだけでも変な映画として完成しそうだけど、後半にはまた別の展開がまっていた。
この映画自体蘭の本を映画にしようとした結果なんだろうか? どこまでが事実をもとにしたのかは分からない。でもこの脚本家には、双子と弟なんていないんだけど。