パトリオット

アメリカの独立戦争を描いた映画で、戦争には反対していた主人公が国王軍に息子を殺されたために独立側について戦うことになる。
主人公はフレンチ・インディアン戦争で虐殺を行ったことを悔いているのだが、敵将はそれに負けないほど残虐なのであんまり葛藤している感じはしない。
見どころはやはり戦闘シーン。
このころの戦い方はナポレオンのころと同じようだ。開けた場所で列を組んで大砲の援護を受けながら行進し、射程距離に入ったら撃つ。ひるんだら負け、命中率が悪くても負けなので、こうなると訓練され統制のとれている兵士のほうがやはり強いか。玉込めには時間がかかっているようなので、これだけ見てると長篠の戦いの信長軍のほうがよっぽど強い気がする。もう少し近代なら銃の連射が効くからこんな悠長な戦いやってられないよな。