パシュパティナート

コーラで一休みしてからバスに乗ってパシュパティナートへ。リングロードの反対側だ。しばらくバスに揺られてようやく着いた。
バスから降りて少し東へ路地を行くとパシュパティナートの入り口。周囲には犬と牛と鳩がうろついている。正面はヒンズー教徒しか入れないので門の外から眺めるだけ。金色の何か動物の像の後ろ姿だけ見える。左側に回って奥に行ったらその入れない場所に入れそうになったので引き返した。
右のほうに回り込むと誰でも入れる火葬場への道があるが、250ルピーも取られるので引き返し、さらに右のほうから回り込むと特にお金を請求されない門があり、火葬場のある川に出られる。ちょっと上流では今火葬をしている最中だ。そして目の前では子供たちや猿たちが遊んでいる。
ちょっと下流の橋を渡って明るい小雨の中を上流に向かう。火葬場の対岸では観光客らが座って火葬の様子をずっと見ていた。火葬は川に突き出た丸い台の上で行われており、今二人が焼かれていてその横に小さい人の形をした包みが横たえられていた。

火葬場と反対側には塔が並んでいて、その周辺にはインドの修行僧のような格好をした観光客向けの人がサングラスをして座っていたりする。
塔の中は性的なシンボルらしいものが鎮座していて、塔の窓の奥から奥へと無限に続いているように見える。
さらに山へ入ると鹿がいるという公園の囲いがあったのだが、鹿はちらっと見えただけで猿が少しいただけだった。その向こう側に行くと道路に出てしまった。
道路からまたパシュパティナートに戻って丘を登るとサッカーやクリケットをやっている。その先のテントでは何やら儀式のようなことをやっていた。なんなのか分からない結婚式の用にも見えるけど。
丘を降りると入り口のところだった。途中何か動物とすれ違ったが山羊だったらしい。今まで肉になる予定の子山羊しか見たことが無かったのでこの角のある生き物は何かと思った。
バスの来そうな場所まで歩きつつ、途中の店でマウンテンデューを飲んで休憩して、バスでタメル方面へ。小銭がついに尽きたのでちょっとお金を借りてオフィスに帰った。