歓びを歌にのせて

有名な音楽家が病気で倒れ、子供のころ住んでいた土地に住み始めるが、そこで聖歌隊への誘いがかかる。
それぞれ問題をかかえた人達を相手に心のレベルから変えていこうとしていった結果、みんないい方向へと変わる一方で、それをよく思わない人物も出てくる。そんな中、ウィーンで開かれるコンクールに参加することになる。
それぞれの人物のあまり多くは描いていないにも関わらず、なぜかその人のことが良く分かる深い人間ドラマになっている。これは傑作だな。