ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女

ちょっと影の薄かったファンタジー映画だが、実際観てみるとロード・オブ・ザ・リングほどの重みもなく戦闘シーンも少なめ。ハリー・ポッターみたいに小ネタを詰め込んだりもしていない。ストーリーもシンプルなのでやっぱり見劣りするかも。
本当はファンタジーどうこうよりもこの兄弟姉妹がどのように魔女に立ち向かっていくかということが本題だと思うんだけど、弟が魔女にさらわれている以外は試練らしい試練もなくてさらっと終わってしまうんだよな。
変わった点があるとすればいきなり雪景色なところと、動物たちがしゃべるところ、サンタクロースが出てくるところか。
最後に成長した子供たちが鹿を追っかけてるんだけど、そういえば動物がしゃべるんだったらこの世界ではいったい何の肉を食べるんだろう? 少なくとも魚は食べてるみたいだったけど。