高幡不動

井の頭線に乗ってたら紫陽花がたくさん咲いていたので、せっかくだから紫陽花をどこかに見に行こうと思って高幡不動に来てみた。ポスターとかで宣伝してたので。
昨日は天気がよかったのでわざわざ一日ずらして雨の日の今日、紫陽花を見るには絶好の日より。登戸から南武線分倍河原京王線に乗り換えて高幡不動。関係ないけど南武線って音がうるさい。


駅前の案内を便りに少し歩くとすぐ高幡不動尊金剛寺。雨の日でも結構人が来ている。寺は一つじゃなくて弁天を祭ってあるところや五重の塔なんかもある。水で手を洗って、香炉を見て、お寺を覗く。賽銭は別にいいや。後になって気付いたんだけど、ここ寺じゃなかったの? 置いてあるものがいちいち神社みたいだな。混じってるのか。


紫陽花のシーズンの間ずっと祭りをやっているらしく、幾つかの食べ物の出店とそれ以上に多くの古物商が店を出してた。七味とうがらしは気になったものの買うには至らず特に欲しいものは無かった。
五重の塔の下では10人以上の年配カメラマンが何か狙ってた。


左奥のほうへ進んでいくと山に入る路がある。ここには八十八箇所仏像があるみたい。それよりもう少し狭い範囲で紫陽花が沢山植えてある。珍しい紫陽花も多いな。紫のとか、真っ白いのとか、花の密度も大きさもいろいろだ。
あぁ、山道を少し登っただけで顔が暑くなってきた。高血圧のせいかもな。あと林の中は霧が出るくらい湿度も高い。そのせいもあるかも。
最初入ったあたりはあんまり紫陽花はなくて林ばかりだった。一旦降りかけて脇に行くといろんな種類の紫陽花が植えてある一角に出た。名札も立ててあるけど横文字の名前が多いな。まだ小さいせいなのか花も小さめ。紫陽花ってこんなに種類あったのか。ごく普通のと稚内でよく見かけたツルアジサイの類ぐらいしか知らなかった。
一回りして駅側のほうから山を降りようとするとかなりの数、かなりの大きさの紫陽花が路をふさがんばかりに咲いていた。ここがメインだったんだな。このくらいになるとさすがに見応えがある。こんなに大きくなるもんなんだ。


帰りに向かいの和菓子屋で紫陽花せんべいというのを売っていて気にはなったけど600円もするので買わなかった。


京王線で明大前から井の頭線に乗り換えたら、沿線のかなりの部分に紫陽花が咲いてた。駒田東大前近辺だけじゃなかったんだな。