HACHI 約束の犬

あのハチ公のアメリカでのリメイク。
主人公の孫がクラスでHACHIKOについて発表するところから始まって、日本のお寺から飛行機で送られた小犬が、アメリカでケースと宛て先が破れて主人公に拾われる。ちゃんと手を抜かず日本は日本だったのでひと安心。
前半はこれといって事件のないホームドラマなんだけど、秋田犬と主人公リチャード・ギアの溺愛ぶりを観ているだけでも退屈しない。
そして主人公が死んでからもハリウッド映画みたいにむやみに盛り上げようとせずに淡々と描いていくのがかえって効果的だった。
最後はどうやって終わらせるのかと思ってたけど、あぁよく考えたらアレしかないか。主人が帰ってくればいいんだな。でもそういうあからさまな演出も控えめで手堅い作り。でもちゃんと泣ける映画に仕上がってた。最後にハチ公の話が実話だという字幕と実際の犬の写真とハチ公像の写真が出た。

二つ気になったのが、季節の移り変わりを木の葉の色が変わったり散ったりするCGで描いてるのがわざとらしいのと、なんで孫はHACHIをHACHIKOと黒板に書いたのかということ。首輪には「八」としか書いてなかったのに、ほんとになんで?


映画館を出たあとハチ公像をチラッとみてからお昼ご飯へ。