編曲

今作ってる曲がどうしても他のメロディを受け付けない。つなげるとギャップが大きすぎる。やはり繰り返しの曲だと割り切って同じメロディを使うしかないな。繰り返しの曲だから最後にララララでコーラスを付けるのもお約束みたいなものだ。「悲しみにさよなら」とか「蝋人形の館」(これはあまり繰り返さないけど)とかね。うーん80年代。
次は間奏を少し考えてみるか。歌や楽器ではなくコーラスなら違うメロディでもなんとかはまるはず。


曲を作るのは簡単なんだけど、狙い通りの曲を作るのは私には無理そう。
しかたないので適当にメロディ作って、それっぽい歌詞乗せて、それに合わせてメロディを継ぎ足して、それに歌詞を乗せる。それの繰り返しで曲を作ってる。
歌詞の文句はよほど良いものを作ろうとしない限りいくらでも浮かぶんだけど、曲に乗せたらダメだったりするんだよな。曲も楽器では良く聴こえるのに初音ミクに歌わせてみたらダメだったり。発音を調整すれば良くなるのかもしれないけど、それでもダメだったらと考えると面倒くさいので調整しないで歌詞のほうを変えてしまったりもする。
世のオリジナル曲のうち、調教がイマイチなものはもしかすると歌が下手なのはしょうがないと割り切って歌詞と音楽だけを重視しているのかも。


メロディからじゃなく初めっから歌を作った方が楽なのかもしれないなぁ。ということは先に詩を書いてそれを適当に歌ってみる方式だな、でも上手く思いついたためしがないけど。
やっぱり曲の字数に合わせて詩を考えるほうがずっと楽だ。
あるいは曲の枠組みを楽器で作っておいて、それに埋め込む歌のパートを後から考えるとか。
一人で作詞作曲だと詩もメロディもどちらも好きなように直せてしまうから収拾つかなくなる。
結局苦労するタイミングが変わるだけでどの方法も難しいみたいだな。


詩が先に完成してたら調整だけ頑張れば済むから楽だよなぁ、でも作曲は大変か。あるいは曲が先なら決まった文字数の歌詞を考えて埋め込むだけだからそっちはもっと簡単。でも詩なしで曲の構成が決まることはあまりなさそう。せいぜい前奏と間奏と主旋律だけ揃ってる状態からだよな。あぁ、その先の作業を編曲って呼ぶのかな。
作詞作曲が全く別人の曲ってどうやって作られてるんだろう? 一緒に作るなら分かるけど必ずしもそうじゃないよな。


最近初音ミクのオリジナル曲のメジャーなのを幾つか聞いたけど何がいいのか分からない曲が多かった。歌詞をしっかり読まなきゃ分からない曲なんだろうか? 歌詞を読んでも分からない曲はプロにもたまにいるよな。歌としてよければそれでいいけど、歌としては特にいいわけではなかったからなぁ。洋楽とかだと歌詞の意味が分からなくても良し悪しが分かるけど(たまに歌詞の訳を見て幻滅するけど)、これらの曲はどうなの? 少なくとも部分的に見た歌詞は特別良くなかったけど。
歌抜きの音楽だけなら上手いのは確かなんだけど、評価してる人は音楽だけよければそれでいいの? 突き詰めて考えていくと一般の人の好みが分からなくなってくる。まぁ、もともと一般の人とは歌の趣味が合わないけどさ。その上初音ミク聴くのは一般の人じゃないし。