ニューオーリンズ・トライアル

陪審員を調べ上げて暗に誘導する弁護士に対抗して、陪審員コンサルタントが相手の弁護士に雇われて陪審員の誘導合戦が行われるのかと思いきや、陪審員に選ばれた主人公が他の陪審員を操ろうとし始めて三つ巴の複雑なかけひきが繰り広げられる。新しい形の裁判映画だな。
裁判で訴えられているのは銃撃事件に使われた銃のメーカーなのでかなり社会派な内容になっていて、オチも知能戦というよりは社会派なオチになっている。
法廷の中ではなく外での争いが描かれているという点でも新しいな。しかも事件と直接関係ない争いだ。面白いな。