アリス・イン・ワンダーランド

川崎まで行ってIMAXで観てきた。
まずスクリーンが大きい。高さがかなりあるし座席の段差も大きい。その割に前の人が邪魔になったけど、もうちょっと前の方の席にしたほうが良かった。連休直後の平日でまだ休んでる人の多そうな日だったけどかなりすいてた。予約することもなかったかも。メガネはそんなに邪魔にならない。フレームに光が反射するのが少し気になるけど、フレーム自体が画面にかぶることはなかった。

ストーリーは成長したアリスがまた不思議の国に入り込み、ハートの女王と白の女王の戦いに巻き込まれるというもの。最初のうちは夢だと思っているけどやがて現実? を受け入れて戦いに参加する。
とりあえず現実のパートは3Dにしなくて良かったんじゃないかなと思う。手前と奥がレイヤで分かれてるみたいな3Dだったので。
でもファンタジーな世界に入るとそれはそれで雰囲気がでていていい。特に煙や砂ぼこり、それにチェシャ猫みたいなぼんやりしたものは3Dにするとすごくいい感じ。一方でキノコとか動物とかが後ろに流れ去っていく時はちらついて見にくい。
3Dは舞台自体が幻想的なファンタジー(現実と境目の薄いハリー・ポッターは駄目、まじめすぎるロード・オブ・ザ・リングも駄目)や仮想現実、CGアニメにはいいけど実写じゃ不自然だからいらないね。予告でやってたトロンのリメイクなんかは3Dが生きてた。トイストーリーも。これならマトリックスも3Dでリメイクしたら良さそうだな。
あとエンドロールの枠も3Dだったんだけど、あれを見た感じじゃ影絵を3Dにしたらぴったりなんじゃないかと思った。レイヤに厚みがないから。
話は戻るけど準主役のマッド・ハッターはジョニー・デップがやってたんだけど、演技のしかたがパイレーツ・オブ・カリビアンと一緒だな。