映画『ベスト・キッド4』

主人公がダニエルさんじゃなくて少女になったシリーズ4作目。少女というと幼そうだけど実際観てみたら高校生だった。
戦友の孫としばらく暮らすことになったミヤギさんだけど、その子は両親を亡くしたばかりで心を閉ざしていた。それをカラテを通じてこころを開いていくという話なので今までみたいに試合があったりするわけではない。
今回のミヤギさんはキャラを作りすぎだな。まるで謎の中国人みたいだ。禅寺に行ったりもするけど、そこのお坊さんたちもなんだか微笑ましい。
怪我した鷹をこっそり飼っていたり、ボーイフレンドができたりするうち、高校で大佐と呼ばれる先生とその取り巻きに目をつけられてピンチに陥る。それで最終的にはカラテの出番というわけだ。
禅僧がボーリングをするシーンが長めに入っていたりといま一つ焦点が分からないけど、まぁ面白いからいいか。
少女の成長を描く映画としては普通にいい映画。でもカラテ目当てに見るとがっかりする。そういう人はジャッキー・チェンベスト・キッドを観た方がいいだろうな、あっちはカンフーだけど。