映画『約束の旅路』

エチオピアユダヤ人をイスラエルに帰還させる作戦(モーゼ作戦)により、母と分かれてイスラエルに脱出した少年。ユダヤ人と言っても黒人なので人種差別が行われていたりもするのだが、実はその少年はユダヤ人と偽って脱出しているので話はもっと複雑になっている。
幸い養父母は宗教に寛容な無神論者なので家庭ではほとんど問題は起こらないのだけれど、やがて成長してユダヤ人として議論に打ち勝ったりもするものの、黒人であるためユダヤ人扱いされない。でも実際ユダヤ人ではないというジレンマに陥る。なかなか興味深い映画だ。
でも最後は一応ハッピーエンドだ。