映画『人生は、奇跡の詩』

ライフ・イズ・ビューティフル』でおなじみのロベルト・ベニーニとその妻の映画。
主人公は詩人で娘と暮らしており、毎日結婚する夢を観る。その夢の相手のヴィットリアは現実には相手にしてくれない。
そのヴィットリアがバグダットへ生き、そこで意識不明になったことから、主人公は手を尽くしてバグダットへ向かい、そこでヴィットリアを救うために薬を手に入れようとする。
ライフ・イズ・ビューティフル』を現代に移したような感じで、同じように嘘が現実になっていったりするけど、もうちょっとささやか。前作のほうがずっとドラマチックなので、どちらも観ていないのなら今作を先に観たほうがいいかも知れない。
最後の最後にやっと二人の関係が分かったのだけれど、Wikipediaのあらすじだと初めからそういう前提で話が進んでいたみたいで、知らずに観るのと知ってて観るのはどちらが正しいのだろうか?
その最後にヴィットリアがあることに気づくシーンはチャップリンの街の灯みたいで良かった。