映画『この道は母へとつづく』

ロシアの孤児院に住む少年がイタリア人に引き取られることになったが、前に養子に出された子の母親が自分の子を探しに来て、もういないと知って自殺してしまう。それを見た少年は養子に出されないうちに自分の本当の母親を探そうとする話。
本題とは直接関係ないけど孤児院に子供たちのグループがあって、大きい子が小さい子の世話をしたり上前をはねたりしているんだけど、お金をごまかそうとしたら厳しく罰を受ける一方で、勉強を教えてくれたりもして悪いながらもいい人達だ。
で、初めは年上の少女と一緒に孤児院から脱走するんだけど追ってに追われ、最終的には一人で母親を探す。
こういう話だと逃亡先で親切な人が助けてくれたりと心温まるエピソードが入っているもんだけど、この映画は比較的シビア。優しい人もいないこともないけど話を左右するほどの人はいなかった。事実を基にしているせいかも知れない。それでも見逃してくれるような人はいたりするけど。