言語と行為

一度帰ってからいつもの大学の新館と本館の間に椅子を置いてオースティンの『言語と行為』を読み終えた。原注や訳注、解説だけで3分の1もあった。内容は期待していたのと違って意味についての話じゃなく、話すこと自体が行為であることと、話すことによって行為が行われることと、話すことが行為を媒介することにひたすら分類するだけだった。まぁ自然言語解析のヒントとしてはかなり役立つと思うけど。

次はサールの『言語行為』を読もう。