読書スペース

今日も読書するために山に登る。坂ノ下から立入禁止の道を登って以降とするとマウンテンバイクに追い抜かされた。この道で他の人に会ったのは始めてだ。
幸い虫はあまりおらず、目立つのはバッタばかり。時々草むらで物音がするのはおそらく全部バッタだろう。セミの鳴き声も聞こえるがいまだに稚内セミの姿を見たことはない。
秋が近づいている感じはするものの、まだ花や実も残っている。
坂ノ下と稚内公園の中間くらいにある東屋が今日の読書スペース。さっきマウンテンバイクに追い抜かれたけど基本的にここに他の人が来ることはない。鳥の糞でところどころ汚いけど敷物があれば寝られるだけのスペースは十分ある。そこでしばらく読書。読んでいるのはサールの『言語行為』。オースティンの『言語と行為』よりも意味論に近いので期待できるかと思ったけど、ひたすら限定された課題に対する反論をしているだけな感じ。
あぁ、日が傾いてくると寒くなってきたな。あんまり長い時間いられなかったけど帰るか。