デイ・アフター・トゥモロー

極地の氷が溶け、塩分濃度の変化が起こって海流が変わり、突然氷河期がやってくるという映画。熱くなったり爆発したりするパニック映画はたくさんあったけど、冷えるのは初めてだ。
主人公は気象学者の父と医者の母、それからクイズ大会に行っている息子とその仲間たち。あと犬を連れたホームレス。
チャイナタウン風の東京で雹が降り、ロスで竜巻が起こったり、ニューヨークが津波に飲み込まれたり。ディープ・インパクトに比べると直接被害は少ないのだが、そのあとくる嵐がこの災害のメインだった。
なんでもこの嵐の台風の目では気温が-100度にもなって外にいたらすぐ凍りついてしまうらしい。放射冷却現象のすごいやつかな?氷河期のマンモスの氷づけはそういう原理でできたのか。
嵐の中の気温は分からないのだけれど、アラスカとかを調査していた父親なので歩いて息子を探してもまぁいいか。装備はちゃんとあったし。
結局北半球は真っ白になって人々はメキシコに非難。ヨーロッパやアジアは不明。最後に出てきたメキシコはあったかそうだったので、直接被害を受けたのは北半球だけだったのかな?
今回は人間による温暖化が原因だったのだけれど、これまでも何度も氷河期が来ていることを考えると、もともと地球は温暖化と氷河期とを繰り返すようにできてるのかもね。

佐呂間の竜巻も温暖化が原因と言ってる人もいたから、この時期にテレビで放送するのはいいタイミングだったな。