Jの悲劇

牧草地での気球の落下事故に居合わせた主人公。それ以来気球のことが頭から離れず、さらにそこで出会った男につきまとわれるようになる。
気球のシーンが美しく、その後のいろいろと謎めいた出来事に引き込まれる。でもそんなミステリアスなことが起こっていたわけではないようで、最後までシリアスなまま話が進んでいく。
結局いくつかの出来事はそれぞれ関係なかったのだが、それらが気球の事故を通じて一つの物語になっていたわけか。
ひさびさに真面目な映画をみたなぁ。