28日後

感染の速い病原菌が人間に感染するところから始まるのだが、28日後は一転して静かな病室。誰もいないロンドンの街で目を覚ました男は感染者に追われるが二人の男女に助けられる。
設定はゾンビ映画に近いんだけど、感染が広がっていく様子を全く描かず何も知らない男を主人公に持ってきたのがなかなか斬新だ。ゾンビ映画も視点を変えればまだ撮りようがあるということだな。まぁ、低予算だっただけなのかもしれないけど。
感染者だけでなく普通の人間に襲われたりするのは定番だな。人間が一番怖いとか言わせたいわけだ。確かにこの感染者はそのうち餓死するのでゾンビほど怖くはないな。
スティーブン・キングのセルとかミストとかを読んだり見たりしたばかりなので話がそっちの方向に行きそうな気がしながら観てたんだけど、それらとは違って最後はすがすがしいな。