メトロに乗って

CMとかを観てるといかにも泣ける映画みたいな感じだったので全然期待しないで観はじめたんだけど、これが普通に娯楽映画として面白い。異人たちとの夏の二番煎じかと思ってたけどそんなことはなかった。
地下鉄の駅から出ると何十年も昔で、それに気付いた主人公はすぐに交通事故で死んだ兄を助けようとするんだけど上手くいかない。その後も何度もタイムスリップすることになるんだけど、今度は戦後すぐだったり戦時中だったりと目まぐるしく変わる。
2回目以降は常に父の近くにタイムスリップして、そこで父がどんな人生を送ってきたかを目にすることになるというのが一応本題だと思うんだけど、なぜか不倫相手も一緒に過去に飛ばされていたりして、それが後で全く予想だにしなかった展開に繋がるのだ。