海外ドラマ

ここ数カ月で見てる海外ドラマについていろいろ。


プリズンブレイクのシーズン3って年末でやっと真ん中すぎたくらいかなと思ってたらあれで最終回だったんだな、シーズ3は回数が少ないって知らなかった。道理で続きが一向に始まらないわけだ。一応脱獄したし、あの子はハッピーエンドだし、ここらで終わってもいいかもと思ってたら本当に終わってたわけか。
このシーズンは短くて正解だったのかも。脱獄が行き当たりばったりに近いからシーズン1みたいな綿密な計画を地道にこなして1シーズンってわけには行かないもんな。


ヒーローズは世界を救うという目的を果たしちゃったのでいくら謎が増えたからといってシーズン2はあまり緊迫感を感じない。たぶんメキシコから逃げる二人のウィルスが問題になるんだろうけど、同じ能力を持った人とかもでてきたりして今シーズンは特殊能力があまり生きてないよな。最初は能力を失ったサイラーが過去に奪った能力が他の人に移ったのかと思ったけどそういうわけでもないようだから今後も能力は限られていそう。新しいのは電気とコピーキャットくらいか。こういう話って新しい能力が楽しみだったりするのにな。ストーリーもタケゾウの紋章が現代に出てきたところで過去で何が起ったかだいたい想像ついてしまうし。あとエンディングテーマがGIRL NEXT DOORなのが最悪。


4400は過去に行方不明になった4400人が突如帰ってくる話で、その人たちはヒーローズみたいに特殊能力を発揮し始める。こっちは未来を救うために現在に帰されたとはっきりした理由があるけど、能力の発揮されかたが無計画で、これらが最終的にどういう効果を生むのか半分過ぎても進展はほんのちょっと。結末考えずに作ってるんじゃないのかな、先は長い。ただ、次々新しい能力が出てくるのでヒーローズよりは退屈しない。


GALACTICAは反逆したロボットとの戦争が過去のものとなった頃、再びロボットの侵略が始まり生き残った人類はたった5万人。他の船はコンピュータが狂わされたので大戦時に対クラックのためアナログに作られたGALACTICA号が生き残りを引き連れて今のところは逃げ続ける話。
最初みんな地球人がいろんな星に移民した設定なのかと思ってたら、それは逆で、この人類の一部が地球に移住したという伝説があるらしい。ということなので当面の目的地はどこにあるか分からない地球なのだ。どうりでさまざまな人種なのに信じているのは同じ見慣れぬ宗教だし、食べるものといえば何故かうどんを箸で食べてたりするわけだ。
戦闘もなかなかシビアで生き残りが少ないのもそうだし、きっちり33分ごとに攻撃を仕掛けられて不眠不休で戦ったり、敵のスパイが潜入していたりと、とにかく相手の戦略がまるで分からない中その場その場を戦術で切り抜けていくしかないという、手抜きなスペースオペラとは大違いなシリアスさ。ヤマトやマクロスなんかだとお互い戦術でしかやり合わないから(あんまり覚えてないけど)。
最初は宇宙ものだから期待してなかったけど設定も細かいし硬派で面白い。


LOSTのシーズン2は終わってシーズン3はいつだろう? エンディングテーマを日本で付けていない点も素晴らしいけど、回想シーンなどが人間ドラマとしても傑作で、しかもそれをサバイバルとSFチックな要素とオカルティックな要素とシンクロニシティでつないであるので退屈しない。近年で一番出来のいいドラマだな。さらに未来の回想まで加わるというシーズン4も早く見たい。


正月からハイビジョンで刑事コロンボが始まった。全話をノーカットだそうなので見たことのないシーンも放映されるはずだけど、カットされてたのが分からないとありがたみは薄い。


コンバットとスタートレックも相変わらず見ている。スタートレックはちゃちなので映画だけ見れば十分かなって気がしてきた。一方コンバットはリアルだ。コンバットはカラーになってから見るときのエネルギー消耗が少なくなった気がする。
いろんな話があって面白い。スパイものあり、恐怖の報酬ありで。


4月から名探偵モンクの新シリーズが始まる。楽しみ。


逃亡者の再放送なかなかやらないな。最終回見逃したから気になる。


そういえばドラマ版デッドゾーンのDVDが小さいパッケージでシーズンあたり6〜8千円くらいで売られるようになったんだな。通常のボックスの4分の3くらいの値段か。興味はあるけど今そんなにお金に余裕はないからなぁ。


デッドゾーンのDVDについて調べてたら将軍という昔のドラマのことが載っていて、それに出てくる人物のモデルとなった実在の人物のことを読むと、ヒーローズのあの人のこともそんなに現実離れしてたわけじゃないんだなって気がしてきた。ヒーローズ作った人もこれが念頭にあったのかも。