スパイダーマン2

観始めて思ったのは、これって前作をある程度覚えてないと設定が分からないんじゃないかということ。まぁ観てるうちにその話もでてきて多少思い出せたけど。
今回のスパイダーマンはカメラマンを首になりバイトも首で大学もろくに出れず家賃も払えないというヒーローとは思えないリアルに悲惨な生活を送っている。その上能力も時々発揮できなくなる。そこで決心してヒーロー生活をやめて私生活に専念し始めるんだけど、そんな中新たな敵が。
この設定はスーパーマンの特に3にいろいろ近いところがあるな。元々映画の雰囲気も似ているし。バットマンみたいに生活は不自由しないのに苦悩してるつもりでカッコ付けてるヒーローとは違う。Xメンともね。
3作目がもうあることを知っている身からすると途中正体が家族以外にばれてしまうことに驚いた。まぁ素顔がばれても眼鏡をかければクラーク・ケントみたいにアメリカ人は気付かないのかもしれないけど、そんなピンチをスパイダーマンでは人々のやさしさを感じさせるシーンに仕上げてしまった。これは上手いな。