ダ・ヴィンチ・コード

原作はネパールに何故かあったので読んでた。小説としては陰謀好きやオカルティストにはそんなに目新しくもない情報を上手くまとめて、ウンベルト・エーコの『フーコーの振り子』を大衆小説みたいにしたものと思えばいい、それでも映画にするとなかなか面白い。最後に生きる伏線が映画にするともっと分かりやすくなるし。
この小説/映画は秘密結社やキリスト教の秘密のことよりも話の構成を楽しむべきものだったんだな。流行ってたころに謎解き番組や本が出回ってたのでそういうことに気を取られていた。