ドリーム・キャッチャー

どういうわけかスティーブン・キング原作のホラーの映画化なのに面白い。先に原作を読んでいるから変な展開することが気にならないせいもあるかもしれないけど、それでも原作より楽しいのはなぜ?
ストーリーは子供時代からの親友が雪山の小屋に集まっていると、近くに異星人が現れて巻き込まれるというもの。共通の友人のダディッツのおかげでなぜか心を読んだりといった特殊な能力を身につけている。そこへ異星人を始末しにきた軍隊も登場。
基本的にやることは原作と変わりないんだけど、子供時代のエピソードがずいぶん削ってある。放送が終わったあとのENDの映像に流れた映像が本編で出て来なかったので放送時にかなりカットしてある可能性があるな、テレビ朝日はよくカットするから。そういえば字幕も修正のあともしっかり残ってた、たぶんインディアンを先住民に書き換えたんだと思う。
ダディッツの設定が原作と違ってて、そのおかげでこの主人公たちがなんでエイリアンの企みを阻止することになるのかという理由付けがはっきりしている。原作よりしっくりくるのはそのおかげかもしれない。