U-900

なんかパクリっぽいタイトルの潜水艦映画だけど、そういう二番煎じのB級映画とはちょっと違った。まず完全にコメディだし、それに作ったのはドイツだ。
地下に匿っていたユダヤ人を助けてその発明品をアメリカで売るために、たまたま立ち聞きしていた聖杯の輸送計画の潜水艦に艦長のふりをして乗り込むという話。
コメディなんだけど見た目はかなりしっかり作ってある。さすがドイツ。休日に気楽に観るにはいい映画だ。潜水艦映画定番の爆雷を避けて限界深度ギリギリまで潜ったりするようなシーンもある。
ドイツのコメディは他に『マニトの靴』(西部劇)くらいしか観たことないけど、一昔前のアメリカのコメディ映画にノリが似てるかもしれない。最近そういうの観ないな。テレビでやらないだけかな。