映画『悪霊喰』

異端のキリスト教徒が悪霊喰に殺され、主人公が調査にあたる。
悪霊喰は罪を犯した人の魂を喰うことで相手を浄化する人物で、主人公はその抹殺を教会に依頼される。
なんだか漫画とかにありそうな話だけど、教会が見捨てた信者を救うのが仕事だと考えると一概に悪とは言えない。むしろ人を殺させようとする教会のほうが怪しいもんだ。主人公も悪霊喰を見つけても殺したりせずに生い立ちを聞いたりいろいろ関わるけど、どうやら最初からはめられていたみたいだ。
最初は単純な設定の話だなと思ったけど最後にはああこういうことかと納得できる。ナインズ・ゲートと雰囲気が似てるので、あれよりオカルト色が濃くてもいいならこれも楽しめるかもしれない。