MonoToStereo

CubaseのMonoToStereoというプラグインは単にモノラルな音をステレオにすると書いてあるんだけど、実際使うとサラウンドみたいに音場が広がって面白い。
もう一つStereoEnhancerというのもあって、こちらはステレオをもっと広げる。
ただ、うちのヘッドホンHD555だとそんなに効果が出てないように思える強さで適用しても、MP3プレイヤーに移してイヤホンで聴くとかなりの効果が出ていて、まるでイヤホンから外に向かって音が出てるみたいに聴こえた。HD555にもともとサラウンドリフレクターが付いているせいかも。今試しにイヤホンをパソコンにつないでみたら確かにHD555よりも差を感じる。HD555だと弱いのではなくて、HD555だと弱くても音が広がるから差が分かりにくいのだ。やっぱりHD555は映画観るには最適だな。地デジになってから映画もサラウンドだし。一日何時間も着けてても全然疲れないせいもあって壊れたらまた同じのを買うことになりそう。もうヒビ入ってるし。でもそのサラウンドリフレクターがかえってモニター用としては不向きということか。HD650とか欲しくなるな。
なんかヘッドホンの話になった。


これもオートメーションで使えば空間の広さを場所によって変えたりとか、一部の歌詞だけ声が頭の中から聴こえてるみたいにできる。これ普通のサラウンドと違って脳内定位はかなり強く(単位は強弱でいいのか?)起こるので音の場所を変えたりはできなかった。頭の真ん中やや前で鳴っていた音が頭の周りやや前から鳴るように変わるのだ。
だからボーカルで使うのはちょっと用途が限られるかもしれないけど、曲の低音部とかにかけてやると豪華な感じがして良さそう。臨場感が出せる。
ボーカルでも歌い上げるところだけ強めてやったりしてもいい感じだ。それだけならコーラスやリバーブでも似たような効果はだせるけど、コーラスやリバーブは反響音がどんどん元の音と時間的や空間的に離れてしまう(音が二つになってしまう)のであんまり強められないけどね。